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Director
Onuki Shohei
テレビだからできることがある。テレビへの情熱を胸に制作に取り組む日々。
テレビ業界以外は1ミリも考えなかった就職活動
幼少期からテレビやラジオに触れて育ちました。家族の真ん中にはいつもテレビがありましたね。特にお笑いが好きで、中学生の頃は関西のバラエティ番組やよしもと新喜劇などをよく観ていました。大学進学後もマスメディアの講義を通してテレビ業界への感心と情熱はますます高まっていったので、就活の際はこの業界以外に行くことは1ミリも考えませんでしたね。
様々な制作会社を受けましたが、中でも早期にディレクターになれそうだと感じた前職の会社に就職。しかし入社して1年が経った頃に上司や先輩に誘われて当社に移籍することに。社長にすぐにディレクターを任せると言われたことが決め手になりました。実際、エヂカラに来てすぐにディレクターとして一つの番組を任されるようになり、目標にしていたディレクターとして先輩方のアドバイスを受けながら番組制作に向き合う日々を送っています。
自由度が高い番組も、規模が大きい番組も、
どっちも面白い!
現在は、テレビ東京「昼めし旅」をディレクターとして、TBS「神業チャレンジ」をチーフADとして担当しています。「昼めし旅」は企画からロケ、編集に至るまですべて自分一人で行っており、自分が行きたいところに行ったり交渉したりと自由度が高いのが特徴です。一方で「神業チャレンジ」はいかにもザ・テレビ制作!といった感じで規模感が大きいのが特徴です。忘れられないのが、「神業チャレンジ」がまだ特番だった時の全長60メートルの“お家ドミノ倒し”。本番一発勝負だったので、本当に間違いなく倒れるかどうか事前に何回もテストを実施しました。中継だったことでピリピリとした緊張感の中、無事にドミノ倒しを成功させた時はものすごい達成感を得られました。
また、自分で撮ってきた素材を編集している時間も楽しいです。でも、時には局の方からダメ出しされることも少なくありません。ダメ出しされるとやっぱり凹みますが、そんな時いつも上司が「しょげてんなよー」って肩を叩いてくれるのがすごく励みになっています。
成功や成長の陰にたくさんの失敗がある
これまで、失敗したことは数え切れないほどあります。一番ヤバかったのは、収録したVTRを消しちゃった時ですね。この時は追撮してなんとかなりましたが、消しちゃった時は「終わった・・・」と思いました(笑)。あと、テロップで人名を間違って入力したことも。入念なチェックが重要だと痛感したものです。
今はディレクターとして自分で考え、自分から提案することも増えたので、その辺は成長したと思います。また、ロケや台本、編集も自ら考えるため、一つの番組の軸になっていることを自覚し、責任感も持つようになりました。その一方で、後でVTRを確認したら思っていた内容が撮れていないこともあるので、現場で「念のためこれも撮っておこう」など臨機応変に判断する感覚はまだまだ未熟だと感じるところです。
圧倒的な規模感で感情をコントロールできるのがテレビの魅力
テレビって、物理的にはただの四角い枠に過ぎません。でも、その中で映像が人を泣かせることも笑わせることもできる。人の感情をコントロールさせることができるってすごくないですか?
最近ではYou Tubeやネット番組なども一般的になってきましたが、莫大な予算を組み、たくさんのプロと呼ばれる人たちがアイデアを出し合いながら作るこの規模感はTV番組ならではです。この規模感が、与える感情を倍にできると思っています。
今後の目標は、ディレクターとしてもっと大成すること。まずはVTRを面白いと評価してもらえるようなロケや編集ができるようになりたいです。そのためにも、もっとたくさん企画書を書く、他のTV番組をたくさん観て勉強していかなければと感じています。
- 担当番組
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- BS日本テレビ
- 「#なんちゃってトラベル 世界旅行気分バトル」
「フット後藤ぶらぶらツッコミ散歩」
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- TBS
- 「再現できたら100万円! THE 神業チャレンジ」
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- テレビ東京
- 「昼めし旅~あなたのご飯見せてください~」
「シナぷしゅ」
「キラピカ王国~ヤバい汚れを全部キレイに!スッキリ映像72連発~」
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